私がアロマを始めたきっかけ

2010年、大学病院に勤めていた時
アメリカの薬局や病院を視察に行く研修に参加させていただきました。

当時、私は社会人2年目。 

薬剤師としてもまだまだ未熟で、働き始めて一番に出てきたモヤモヤが 

「薬剤師はお医者さんありきじゃないと何もできない」

という想いでした。


もちろん、お医者さんからアドバイスを求められることもありますし、
完全に医者の言いなりというわけではありません。

ただ、当時の私はまだそんなアドバイスを求められるような人材でもなく、言いなりにしか動けないペーペーでした。


そんな時「米国薬剤師研修に参加してみないか」と話をいただき、1週間渡米しました。 

病院や薬局を回っている中に
代替医療の薬局に行く機会がありました。 

ホメオパシー、ハーブ、アロマ....
自然のものばかりを扱っている薬局 

そこの薬剤師さんは 

"お医者さんは、患者さんが例えば「腰が痛い」と行った時に出せる薬は痛み止めか、湿布薬くらいですが、私たちは何十通りもの提案ができます。ビタミンが不足しているかも、血流が悪くなっているかも、筋肉のコリのせいかも。色々な可能性を考えて、アロマやハーブなどを提案しています。"

とおっしゃっていました。


それを聞いた時に私の中で何か衝撃のようなものが走りました。 


薬剤師が患者さんに提案ができる。 

しかも、お医者さんなしで。 

もちろん安易に薬に取って代わるものではないとはわかっていましたが、アロマの勉強がしたいと思うように。


その後、仕事を辞めて学生時代からの夢だったアメリカに語学留学にいきました。 

そこでアロマのスクールに通い、
帰国後アロマを扱う薬局で働きながら
AEAJのアロマセラピーインストラクターとセラピスト、IFAのセラピスト資格を取りました。 

私の中での目標は
「30歳までにIFAのアロマセラピストの資格を取る」でした。 

実際にその目標は叶えられ、叶えられた途端
正直迷子になりました。 

それまでは、勉強して資格を取ることに必死で死ぬ物狂いで平日は仕事、休日はスクールの生活を両立させました。


施術を行えば行うほど
この施術後の効果はアロマによるものではなくて
トリートメントによるものでは?
これは本当に私がやりたいことなのか?
AEAJが推奨している1%濃度 IFAでも2%濃度
本当に効果が出る濃度なのか?


疑問が増えて行く中で受講したサードメディスンプロジェクト。 


本当に面白かったんです。


薬剤師であるため科学的根拠のないものに対して興味がある方ではありません。
(もちろんスピリチュルなことを否定するつもりもありません。) 

施術じゃなくてもアロマの効果が得られる。 

科学的に分析されてアロマをより薬に近い状態で使用していることがとても興味深く、
イギリス式アロマではなくフランス式の方が面白そうだなぁという印象でした。 


IFAセラピストの資格を取ってから、
本業である薬局でのポジションも上がり、
日々の業務に追われる毎日が数年間続きました。

自分の時間が持てず、責任者としてのプレッシャーが大きくなり、2016年の私のブログは負のオーラが満載です。

体調にも影響が出始め、自分のやりたいことのために生活を変えてもいいのでは?と思うように。

そこで思い切って2017年3月に仕事を辞めました。


せっかくの休み、何か身になることをしなければと思いたったのが、ヨーロッパ旅行でした。

ヨーロッパの代替医療事情が知りたい。
どのように使われているのか、どのように広まっているのか、自分はこれからどうして行ったらいいのか、何かヒントが欲しい。

本当にそれだけの気持ちで2017年の4月に1か月間ヨーロッパ6カ国を巡る旅行に向かいました。


そこで出会ったフランス在住の栗栖智美さんからフランスのアロマ事情を教えていただき、日本に入ってくる海外の情報と自分が目にしたヨーロッパのアロマ事情とのギャップに衝撃を受け、メディカルアロマへの興味がさらに深まりました。


薬剤師であるがゆえに薬の素晴らしさを知る反面、薬の恐さ、生活改善をすることで飲む必要のない薬は山ほどあること、薬の服用が副作用を生み、さらに薬が増えるという悪循環に陥っている人がいること、本当に色々な事が見えてきました。


薬を飲んで血液検査正常値=健康 ではありません。

薬を飲まなくて血液検査正常値=健康 だと思っています。


薬を使わなくても体質改善はできます。 

ほんのちょっとの積み重ねが将来の体に大きく影響します。 

 「医食同源」という言葉
本当は「薬食同源」という言葉から出来ています。

 医療と食事がイコールではなく
薬と食事がイコールなんです。


毎日の食事を適当に済ませ、気を使っていない人。

本当に気づいて欲しい。

自分だけの体じゃないこと。


 1人の人間が健康じゃないと
周りの人間が精神的不健康になってしまいます。 

なってからでは遅いんです。
なる前に気づいて欲しい。 


私が自宅サロンを行おうと思ったきっかけは 免疫異常を起こした母の体質改善が要因の一つでした。 


私の知識が他の人の役に立つなら役立てたい。

正直、私のサロン活動は利益目的ではなく
自分のやりたいことの一つとして行っています。 

アロマセラピストとして活動を行なっていますが
アロマはあくまでいろんな方に健康を見直すきっかけになる事が目的です。


日々薬局で仕事をしていて、時間があれば患者さんに教えてあげたいことは山ほどあります。


 医者がいなければ薬剤師は仕事ができないと
思っていた社会人1、2年目の私の悩みは
今無くなりました。 薬剤師でもできることは山ほどある
薬剤師だからこそできることがあると思っています。 


私の今の最終目標は
ヨーロッパでいう自然療法師のような存在。 

日々勉強し、少しでも家族、友達、身の回りの人の助けになるように努力を続けたいと思います!


現在、ご提示できる施術可能日がありません。申し訳ありません。

サードメディスン郵送チェックは随時行なっていますのでご利用ください。


メールやDMでの健康相談は無料で行なっていますのでお気軽にご連絡ください。





RINN's therapy

大阪市中央区、北浜にある 自宅アロマサロン RINN's therapyです。 アロマセラピスト兼薬剤師である「Reiko」が 代替療法の一環として アロマを使って頂きたいという想いから始めました。 生活の中にアロマを取り入れて、 日々のストレスや体調不良を 未然に防ぐことを目的としています。 お薬を内服中の方の健康相談も行なっています。

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